NYを抜け出し、マイアミ経由で、メキシコのカンクーンへやってきました。
今回は、カンクーンから車で1間ほどのリゾートROSEWOOD MAYAKOBA に滞在することにしました。
マングローブの茂る広大な敷地の中にあるホテルは、ボートに乗ってお部屋へと向かいます。
ゆったりとしたモダンな家は一戸建てになっていて、小さなプールとデッキ、屋上にテラスもあり、なかなか快適です。
早速、夕暮れの空を見ながらテキ―ラで乾杯!
面白い飲み方を披露してくれました。
手のひらに塩をおいて、ペロッとなめてからテキーラをきゅっと飲んで、ライムを齧るんですね〜
この後、ピニャコラーダやフローズンマルガリータ、メキシコのビプらやールを何杯飲んだことでしょう?
普段飲まないカクテルも暑い暑いメキシコの空気とスパイシーなお料理によく合うんですね〜
翌日は、ハルカとプラヤデルカルメンの街を散策。
メキシコらしさ一杯の色とりどりのおみやげが並んでいます。
なんで、ゆっくりしないんだ〜
と言いながら、真っ赤に日焼けして動けなくなっている夫はお留守番。
ホテルのスパのお姉さんに優しく介抱してもらっています。
氷や冷たいタオルで冷やしてくれたり、プールサイドにいるときゅうりのパックまでしてくれます。
またまた、サングラスを磨いてくれたり、読みかけの本に栞を挟んでくれたり、心使いが素晴らしいのです。
でも、私は街の空気を吸うのが好きなんです。
だってシビ―チェもこの通り!
コンク貝、たこや海老がいっぱい入っているマリネに、ライムをギュッと絞る爽やかなお料理です。
街のレストランでは、ホテルのレストランの4倍はあるバリューサイズ!
はにかんだ働き者のお兄さんも可愛い〜
また、コスメルの島に渡って、スキューバダイビングも楽しみました。
綺麗な魚がまるで花園の中の蝶のようにひらひらと泳いでいます。
波も風も人も海も、限りなく優しいメキシコです。
庶民派の私につきあったハルカは、今度はラグジュリアス派の夫にお付き合い。
食事の後、波の音を聴きながら星空を見上げて葉巻を吸う二人・・
ついていけないな〜。もぅ
リゾートの中の小島には素晴らしいスパがあります。
スパもマッサージも最高だったけれど、私の興味を惹いたのは、ひっそりと島の中に佇む小さな丸い沼でした。
死んだ人の魂が降りて行き、そこから新しい魂が生まれて来ると言う
<地界へ続く窓>
古くからあるマヤの人たちの言い伝えだそうです。
・・・ふ〜ん
と見つめてしまいました。
その日の夜、こんなことがありました。
真っ赤に日焼けした夫。
心臓の部分だけが真っ白なんです。
あれ?不思議な焼け方したね〜
べるちゃんです
日本においてきた黒猫べるちゃんの事を思い出して、二人で笑いました。
その夜です。
日本で可愛がって飼っていてくださった方から、
べるちゃんの元気がなくなって、とうとう亡くなりました。
というメールが来ました。
14年間も、私たちを楽しませてくれたハーレム生まれの黒猫べるちゃん・・・大往生です。
香港からNYへと引っ越してきて寂しがっていた一人っ子のハルカ。
当時7歳でした。
そんなハルカの最初の友達になってくれたネコです。
愛されて、みんなを癒してくれたべるちゃんのことを思い出しながら、星空を見上げました。
そして不思議なことに、NYに帰って来た夫の胸の白い模様はなくなっていました。
夫と一緒に生まれたマンハッタンのハーレムへと帰って来たかったのでしょうか?
マヤでは、そんな不思議な出来ごとが、あってもおかしくないような気がします。
旅をすること
言葉の通じない国でコミュニケーションを取ること
現地の文化に溶け込むこと
自然の中に身を置くこと
生きていることに感謝すること
新たな経験とチャレンジは、細胞をすみずみまで活き活きとさせます。
リフレッシュの大切さを改めて感じた旅でした。